獲れたての美味しさを自宅で楽しめる、冷凍マグロ。
外で食べるよりもお手頃で試してみたいけれど、解凍が難しそう…なんてお考えの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、誰でもカンタンに、失敗もせず、美味しく解凍できる方法をご紹介します。
解凍法を伝授してくださるのは、焼津港で創業90余年、大正14年から続く魚の卸。マグロを知り尽くした、マルイリフードサプライの久保さん。
この記事を読めば、誰でもマグロの解凍上手に♪
さっそく、そのコツをご紹介しますね。
決め手は「塩水」！冷凍マグロの解凍法
今回の記事では、静岡産直どっとこむでお取り扱いしている天然南まぐろブロック（大トロ付き）約500gを使って、冷凍マグロの解凍方法をご紹介します。
1.表面を洗い流す
マグロを取り出したら、表面についている「切り子」（=マグロを断裁したときに付着する、マグロの粉）を水で軽く洗い流してください。
凍ったままのマグロを水で洗います。
2.塩水を作り、マグロを漬ける
マグロがしっかり漬かる大きさの容器に、塩水（3~5%）をたっぷり作ります。（今回は、梱包資材の発泡スチロールを活用しました）
今回は、水2.5リットルに対し、塩を125g（5%）入れた塩水を作ります。
ここの塩水濃度は、おおざっぱでも大丈夫なのだとか。
たっぷりの水に、塩をドサドサっと入れて、海水と同じくらい〜少ししょっぱいくらいの濃度になればOKです！
作った塩水に、マグロを漬けます。
約7〜8分後、表面が少し柔らかく、中は芯が残っている状態になったら、ブロックを取り出します。
（スーパーなどで売っているサクだと、約5分が目安です。）
3.水気を拭き取り、冷蔵庫へ
布巾やペーパータオルで、表面の水気を拭き取ります。
ある程度水気がなくなるまで、しっかりと拭き取ってください。
そのまま布巾やペーパータオルでくるんで、冷蔵庫で保管をしてください。
お昼くらいに準備をしておくと、夕飯どきには美味しい状態に出来上がります♪
塩水に漬けることで、旨みをぎゅっと閉じ込める
塩水に漬け込むことで、マグロブロックの表面に塩水の膜ができ、マグロのうまみをぎゅっと閉じ込めてくれるんです。
この方法で解凍したマグロは、まるで羊かんのような、ネットリとした食感と、濃厚な旨みを楽しむことができますよ。
焼津の冷凍マグロの美味しさの秘密は、マイナス60度の超低温保存
マルイリフードサプライさんが取り扱うマグロは、船の上で引き揚げた瞬間から凍結を開始し、マイナス60度の超低温で冷凍保存されています。
冷凍庫の中で濡れタオルを振ると、あっという間にカチコチに凍ってしまうほど！
超低温保存をすることで、マグロに含まれる水分が、まるでガラスのように整然と並ぶため、内部のDHAやEPAといった脂肪分が空気に触れることなく、獲れたての美味しさが続きます◎
家庭用の冷凍庫だと、マイナス15度程度が一般的なため、おうちに届いたあとは冷凍庫で1週間を目安に美味しくいただくことをおすすめしています。
まとめ
冷凍マグロの、カンタンで美味しい解凍方法をお伝えしました。
実際に解凍を試してみたくなったみなさま、ご安心ください。
静岡産直どっとこむでは、極上の冷凍マグロを、豊富なラインナップで取り揃えております♪
船の上で凍結し、次に解凍するのはお客様のご自宅で！
海で獲れたそのままの美味しさが味わえる贅沢なマグロブロックは、とっておきのご馳走にぴったりです！
来年のお正月は、数年ぶりに会える！というご家庭も多いのではないでしょうか？
そんな団らんの時間を華やかに彩る冷凍マグロ、ぜひご家族皆さんで堪能してみてはいかがでしょうか？
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今回ご紹介した解凍方法は、Youtubeで詳しくご紹介しています。
動画の中では、産地の秘密や豆知識など、マグロにまつわるエピソードを多数ご紹介中！
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