
暑さが本格化する季節になると、気になり始める「土用の丑の日」。
毎年「うなぎを食べる日」として親しまれていますが、そもそも「土用」とは何なのか、なぜ「丑の日」と呼ばれるのか、詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、2026年の土用の丑の日をはじめ、「土用」と「丑の日」の意味や、うなぎを食べるようになった由来をわかりやすく解説します。
あわせて、土用の丑の日におすすめの国産うなぎや、冷凍うなぎをおいしく温める方法もご紹介します。
▼大五うなぎ工房のブログで詳しくご紹介しています。

2026年の土用の丑の日は7月26日(日)
2026年の夏の土用の丑の日は、7月26日(日)です。
土用の丑の日は、毎年同じ日になるわけではありません。「土用」の期間と、12日ごとにめぐってくる「丑の日」の組み合わせによって決まります。
年によっては夏の土用の期間中に丑の日が2回めぐってくることもあり、最初の日を「一の丑」、2回目を「二の丑」と呼びます。
2026年は、7月26日が夏の土用の丑の日にあたります。暑さが本格化する季節のごちそうとして、国産うなぎを楽しんでみてはいかがでしょうか。
土用の丑の日とは?
「土用の丑の日」という言葉は、「土用」と「丑の日」という二つの暦の考え方を組み合わせたものです。
ここからは、それぞれの意味を見ていきましょう。
土用は季節の変わり目を表す期間
昔の暦では、1年を季節の移り変わりに合わせて24に分け、それぞれに名前を付けました。これを「二十四節気(にじゅうしせっき)」といいます。
二十四節気のうち、春・夏・秋・冬の始まりを表すのが、立春・立夏・立秋・立冬です。これらはまとめて「四立(しりゅう)」とも呼ばれています。
この四立の直前、およそ18日間が「土用」です。
土用は古代中国の五行説に由来する考え方で、季節と季節をつなぐ変わり目の期間に「土」があてはめられたとされています。
つまり土用とは、特定の一日ではなく、季節の変わり目にあたる一定の期間を指す言葉です。
土用は夏だけでなく年4回ある
土用の丑の日というと、夏の行事という印象がありますが、土用は夏だけではありません。
立春・立夏・立秋・立冬のそれぞれの直前にあるため、
- 春土用
- 夏土用
- 秋土用
- 冬土用
の年4回あります。カレンダーによっては、それぞれの土用が始まる「土用の入り」に、「土用」と記されていることもあります。一般的に広く知られているのは、夏土用の期間中にめぐってくる「土用の丑の日」です。
丑の日は十二支の「丑」にあたる日
十二支というと、子・丑・寅・卯……と、年を表すものを思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、昔の暦では年だけでなく、月や日、時刻、方角などにも十二支が割り当てられていました。
日にも順番に十二支が当てられるため、12日ごとに「丑の日」がめぐってきます。
つまり丑の日とは、十二支の「丑」にあたる日のことです。
土用の期間中の丑の日が「土用の丑の日」
土用の期間中にめぐってくる丑の日を、「土用の丑の日」と呼びます。
土用の期間はおよそ18日間あるため、その年の暦によっては、期間中に丑の日が1回の場合と2回の場合があります。
二十四節気や十二支と聞くと少し難しく感じるかもしれませんが、立春や節分、土用の丑の日など、昔ながらの暦の考え方は、現在の暮らしの中にも自然と残っています。
なぜ夏の土用の丑の日がよく知られているの?
土用は年4回ありますが、「土用の丑の日」と聞いて多くの人が思い浮かべるのは、夏の土用の丑の日です。
夏は暑さによって食欲が落ちやすく、体調を崩しやすい季節でもあります。
そのため、暑い夏を元気に過ごしたいという思いとともに、栄養豊富なうなぎを食べる習慣が親しまれてきました。
春・夏・秋・冬にある土用の中でも、うなぎを食べる習慣と結びついた夏の土用が、特に広く知られるようになったと考えられます。
土用の丑の日になぜうなぎを食べるの?

土用の丑の日にうなぎを食べるようになった理由には、いくつかの説があります。
一つの出来事だけが始まりだったと確定しているわけではなく、昔からの食習慣や信仰、江戸時代の商いなど、さまざまな背景が重なって広まったと考えられています。
土用の丑の日に「う」のつくものを食べる理由
土用の丑の日には、「う」のつく食べ物を食べると夏負けしないという言い伝えがあったとよく紹介されています。
うなぎのほかにも、うどん、梅干し、瓜などが「う」のつく食べ物として挙げられます。
ただし、この風習が古くから全国的に行われていたことを示す明確な史料はなく、土用の丑の日にうなぎを食べるようになった起源として確定しているわけではありません。
現在では、丑の「う」と、うなぎの「う」を結びつけた、由来にまつわる説の一つとして広く知られています。
平賀源内が広めたという説
平賀源内は、江戸中期に活躍した人物
平賀源内は、江戸中期に活躍した多才な人物です。蘭学者や発明家として知られるほか、本草学者、江戸浄瑠璃作家、陶芸家、画家など、幅広い分野で才能を発揮しました

土用の丑の日にうなぎを食べる習慣を広めた人物として、よく名前が挙げられるのが平賀源内です。
江戸時代、夏場にうなぎが売れず困っていたうなぎ屋が平賀源内に相談したところ、店先に「本日 土用丑の日」と書いた貼り紙を掲げることを提案したといわれています。
その店が繁盛し、ほかのうなぎ屋にも広まったことで、夏の土用の丑の日にうなぎを食べる習慣が定着した、という説です。
現代でいえば、季節の行事と商品を結びつけた広告のようなもの。本当であれば、平賀源内は江戸時代の優れたコピーライターだったともいえそうです。
ただし、この逸話を裏づける明確な史料は確認されていません。
平賀源内が習慣を始めたと断定するのではなく、よく知られた説の一つとして紹介します。
虚空蔵菩薩とうなぎにまつわる伝承
うなぎと信仰との関わりを伝える説もあります。
十二支には、それぞれの干支を守る仏さまである「守り本尊」が定められており、丑・寅の守り本尊とされるのが、虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)です。
| 十二支 | 五行 | 守り本尊 |
|---|---|---|
| 丑 (うし) | 土 | 虚空蔵菩薩 (こくうぞうぼさつ) |
| 寅 (とら) | 木 |
虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)は、広大な宇宙のように限りない知恵と福徳を持ち、人々に知恵や記憶力を授ける仏さまとして信仰されてきました。
また、一部の地域には、うなぎを虚空蔵菩薩の使いや化身とする伝承も残されています。地域によっては、うなぎを神仏にゆかりのある特別な生き物として大切にし、反対に食べない習わしもあります。
そのため、虚空蔵菩薩の伝承は、土用の丑の日にうなぎを食べる習慣の起源を直接示すものではなく、うなぎと信仰の関わりを伝える地域伝承の一つとして考えられます。
由来には諸説あり、夏の食文化として親しまれている
土用の丑の日にうなぎを食べる習慣には、「う」のつく食べ物の言い伝えや平賀源内の逸話、信仰にまつわる地域伝承など、さまざまな説があります。
はっきりとした起源は一つに定められていませんが、暦や食習慣、信仰、江戸時代の商いなどが重なり、夏の食文化として広まっていったと考えられています。
暑さが本格化する時期にうなぎを食卓に用意する習慣は、夏を元気に過ごしたいという人々の思いとともに、現在まで受け継がれてきました。
土用の丑の日におすすめの国産うなぎ
土用の丑の日には、ご自宅でふっくら香ばしい国産うなぎ蒲焼を楽しんでみてはいかがでしょうか。
大五グルメセレクションでは、ご夫婦や少人数のご家庭で楽しめるセットから、ご家族や親戚が集まる日の食卓に適したセットまで、人数に合わせて選べる商品をご用意しています。
定番の国産うなぎ長蒲焼
土用の丑の日の定番には、うなぎを丸ごと一尾楽しめる長蒲焼がおすすめです。
大五うなぎ工房のうなぎ蒲焼は、外は香ばしく、中はふっくら。お箸で「すーっ」と切れるほどのやわらかさと、しっかりとした味わいが特徴です。
うな丼やうな重はもちろん、食べやすい大きさに切って、家族で取り分けて楽しむこともできます。
人数に合わせたセットの選び方
2尾セットは、ご夫婦や少人数のご家庭に。
3尾・4尾セットは、ご家族での食卓や、親戚が集まる日のごちそうにもおすすめです。
食べる人数や一人分の量に合わせて選べるため、ご自宅用はもちろん、夏の贈り物としてもお使いいただけます。
冷凍うなぎをふっくらおいしく温める方法
冷凍うなぎ蒲焼は、湯せんや電子レンジで手軽に温められます。
せっかくの土用の丑の日。うなぎのやわらかさや風味を楽しむためにも、食べる前に温め方を確認しておきましょう。
おすすめは湯せんでの温め方
ふっくらと仕上げたい場合は、湯せんがおすすめです。
うなぎを袋のまま沸騰したお湯に入れて温めるため、身の水分が逃げにくく、やわらかな食感を保ちやすくなります。
大五うなぎ工房のうなぎ蒲焼は、冷凍のまま袋ごと湯せんするだけで、手軽にお召し上がりいただけます。
電子レンジで手軽に温める方法
時間がないときには、電子レンジでも温められます。
袋から取り出したうなぎを深めのお皿にのせ、ラップをかけて加熱します。温めすぎると身が固くなりやすいため、様子を見ながら少しずつ加熱するのがポイントです。
詳しい温め時間や手順は、湯せん・電子レンジそれぞれの関連記事でご紹介しています。
関連サイトの記事にてご紹介しています。


まとめ|2026年の土用の丑の日は7月26日(日)
2026年の夏の土用の丑の日は、7月26日(日)です。
土用とは、立春・立夏・立秋・立冬の直前にある季節の変わり目の期間。その期間中にめぐってくる丑の日を「土用の丑の日」と呼びます。
うなぎを食べるようになった理由には、「う」のつく食べ物の風習や平賀源内の逸話、信仰にまつわる伝承など、さまざまな説があります。
今年の土用の丑の日は、ふっくら香ばしい国産うなぎを囲みながら、日本に受け継がれてきた夏の食文化を楽しんでみてはいかがでしょうか。
\ ありがとうございました /
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